主要テクニカル分析

使いやすいテクニカル指標


■移動平均線




一定期間の終値を結んだものでトレンドを読み取ることができます。一般的には短期と長期の2本のラインを引き、短期移動 平均線(グラフ青)が長期移動平均線(グラフ紫)を下から上に交差したタイミングをゴールデンクロスといい上昇トレンドの サインとなります。

グラフ中でもゴールデンクロスが出現したのち、強い上昇を感じさせる相場となっているのが分かると思います。  またその逆で短期移動平均線が長期移動平均線を上から下に交差したタイミングをデッドクロスといい下降トレンドのサイン となります。

ちなみに日足なら超短期線として5日線や短期線として25日線、中期線として75日線を使うのが一般的です。

■一目均衡表




網目や5本も線が描かれていて若干分かりにくい一目均衡表ですが、雲(グラフ中の網目部分)とローソク足の位置関係だけでトレンドの動きが把握できるので簡単な目安として使えます。

基準線と転換線を足して割ったものを当日から数えて26日先に記入した先行スパンAと過去52日間における高値と安値の足して割ったものを当日から数えて26日先に記入した先行スパンBの間にできる空間=雲がポイントです。

このローソク足による実線の位置関係が雲よりも上にあるときは上昇トレンド、逆に雲の下にある場合は下降トレンドと判断することができます。また雲に突入するだけでもトレンド転換を疑うことができるので便利です。




■RSI




J.Wワイルダーというアメリカのアナリストによって開発された指数です。RSIの計算式としてはRSI=一定期間の上げ幅合計÷(一定期間の上げ幅の合計+一定期間の下げ幅の合計)×100%。

この計算式だけを見ていると嫌気がしますね……。しかしチャートを見てみましょう、80%と20%の所にラインが引かれています。

この指標では80%を超えると買われすぎ20%を下回ると売られすぎと判断できます。チャートの○印の部分のように80%を超えた場合は買われすぎなので上昇トレンドの転換サインとなります。

実際の相場もRSIに合わせ、上昇トレンドから一転、下降トレンドへ変化しています。
 つまり逆張りのサインとして活用することができるのです。




■ストキャスティクス




この指標はRSIと同様に、買われすぎや売られすぎを判断する目安となるため、多くのトレーダーは逆張りに利用します。

%K、%D、%SDの3本のラインがあり、ラインが85%ライン以上なら買われすぎ15%ライン以下であれば売られすぎを意味します。

チャートの○印のように売買サインとしてトレンドの反転を狙うことができます。しかしこの指標は、当てにならないサインも多く出現してしまうのが難点です。

ゆえにストキャスティクスの指標だけに頼るのではなく順張り系の指標も併用することで、そのサインの信頼度をより見極めることが必要となります。



■EMA




単純移動平均線(MA)を、最新の為替レートを重要視して改良したものがEMAです。チャートではローソク足にEMA(青)と単純移動平均線(紫)が描かれています。

EMAと単純移動平均線ともに10日間で算出されたものですが、比べてみると移動平均線よりEMAの方が実際の相場の動きに対して俊敏に反応しているのがわかります。

これは過去のレートの単純平均で計算されているのに対して、EMAは過去の値動きを考慮している為です。

つまり単純移動平均よりもトレンドを追うのに適した分析方法といえます。そしてEMAも移動平均線の一種なので、ゴールデンクロスやデッドクロスもサインとして利用することができます。



■MACD




短期EMAと長期EMAの2つから成り立つのがMACDです。そのMACD(グラフ赤)とMACDの移動平均線をシグナル線(グラフ青)として、トレンドを追いかける順張り系の指標として幅広いトレーダーに活用されています。

サインの読み方は、0のラインより上でMACDがシグナル線を上から下に突き抜けたら売り、0のラインより下でMACDがシグナル線を下から上へ突き抜けたら買いとなります。

また交差するとき0のラインから位置が離れていることやMACDがシグナル線を突き抜ける角度が急であるほど、その信頼性は強くなっていきます。

グラフの○印は交差する時の0ラインから離れた位置、急な角度を共に満たしており、そのサイン通りにトレンドが動いています。



■ボリンジャーバンド




主にトレンドの反転するポイントを把握して逆張りに利用できます。順張りの指標としても使えるのがボリンジャーバンドです。

この指標は中心線から外へ向かって±1σ(標準偏差)と±2σ(標準偏差)で成り立っています。この指標の特徴としては±2σのラインの間に、為替相場の動きが95%の確率で収まることです。

チャートの○印が−2σラインから外にはみ出した所ですが、すぐに−2σラインの内に戻っていることが分かると思います。

ラインの内に再度戻ると予想できるので、上昇や下降しているトレンドの反転を狙うことができます。


また±2σのライン付近でずっと為替レートが推移しているケースもあり、その場合はトレンドの強い方向性を読み取り順張りとしても使うことができます。

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